【魔入りました入間くん】「音楽祭」ってどんな話?ネタバレありきで語ります!

アニメ第4シリーズ(4期)の放送が楽しみで仕方がない『魔入りました!入間くん』。

原作の漫画の方ももちろんおもしろいんですが、やっぱりフルカラーの綺麗な映像とキャラクターにベストマッチな声優さん方で生き生きと活躍するみんなが拝めるアニメは格別…!
そんなことを言っていたらますます第4シリーズ(4期)の放送が待ちきれなくなってきちゃいますね。

第4シリーズ(4期)がいつから放送なのかも気になりますが、そのストーリーもとっても気になる!
さらに第3シリーズ(3期)の最終回では、第4シリーズ(4期)で放送されるであろう内容がほのめかされて終わりました。
それが、「音楽祭」です!
これまでだと終末日が終わった時にカルエゴ先生の口からちらっと単語が出てきていましたね。
「音楽祭」という字面だけ見たらなんとなくどんなイベントか予想はできそうですが、なんといっても魔入りました入間くんの舞台は“悪魔が暮らす魔界”です。
一体どんな「音楽祭」になるのか!?

今回は『魔入りました!入間くん』アニメ第4シリーズ(4期)のどしょっぱつに描かれるであろう「音楽祭」について語ってまいります!!

【魔入りました入間くん】アニメ4期!「音楽祭」って?

『魔入りました!入間くん』で、音楽祭という単語が初めて出てきたのが漫画11巻。
アニメだと第3シリーズの第1話ですね!

「新学期は収穫祭や音楽祭ととにかく行事が多く、その都度位階昇級試験がある」とはその時のカルエゴ先生の言葉です。

アニメ第3シリーズ(3期)ではそこから「学年末までに全員が位階(ランク)4(ダレス)以上にならないと王の教室(ロイヤル・ワン)から強制退去」という特別授業指令を受け、収穫祭で位階(ランク)を上げるべく特別講師の元で修行をし、収穫祭が終わるところまでのストーリーが放送されました。

そしてその最終回でちらりと触れられたのが、第4シリーズ(4期)で放送されるであろう「音楽祭」についてと、ここへきて初登場となる問題児(アブノーマル)クラスの13人目、プルソン・ソイです!

つまり「音楽祭」は、入間くんたち問題児(アブノーマル)クラスが学年末までに位階(ランク)を上げるための最後のチャンスイベントというわけですね。

そしてその音楽祭がどんなイベントかと言うと、、、
合唱にバンドに舞台等々…音を楽しめれば何でもあり!!最も優れたアピールをすれば優勝!という中々に大雑把でシンプルなクラス別対抗の音合戦です!!

人間界の学校の音楽祭といえば合唱がほとんどですからね~。
さすが、魔界は自由です。

そして問題児(アブノーマル)クラスで未だランクが2(ベト)なのが、先ほど出てきた13人目、プルソン・ソイと、姐さんことイクス・エリザベッタの二人です。

この二人を目立たせて優勝する、というのが問題児(アブノーマル)クラスの目標になるのですが、このプルソン・ソイがとっても厄介でそれと同じくらい魅力的なんですよね~~~。

影が薄いのにキャラはめちゃくちゃ濃いという、すごい矛盾した悪魔なんですが、このプルソンが音楽祭のメインパーソンと言っていいでしょう!!

よく17巻まで温存できたなと感心すらしちゃいます。(笑)

音楽祭はこのプルソン・ソイの登場から始まるので、順番に語っていきたいと思います!!

 

【魔入りました入間くん】アニメ4期!プルソン・ソイって何者?

『魔入りました!入間くん』の漫画だと第146話の後半から、音楽祭の話がスタートします。

冬服に身を包んだ問題児(アブノーマル)クラスの面々が登校し、音楽祭に向けてランクの確認を始めるんですね。
そこへやってきたカルエゴが、「いるだろう、もう一人「2(ベト)」が…」と指さす先にいるのが、そう!問題児(アブノーマル)クラスの13人目、プルソン・ソイです。

このプルソン・ソイ、アニメシリーズでもOPやEDで登場していたり、作中でもちらっと登場してはいたのですが、名前が判明したのはこれが初なのではないかと思います。

そしてここまでは第3シリーズ(3期)の最終回で放送されたので、もう知ってるよ!という方も多いかと。

問題はここからです!
目立ってナンボの音楽祭、しかもプルソン・ソイのランクは2(ベト)、絶対目立たなくてはいけないというのに、プルソン・ソイの家系能力は!“認識阻害”!!!

作中で登場する、というか何なら入間くんたちが登校時にかけていたりする「認識阻害グラス」ってありますよね。
つまるところプルソン・ソイの家系能力はアレです。
他の人(悪魔)から認識されなくなるという能力なんです…!

しかもプルソン家の信条は“絶対に目立たない”。

この時点で曲者の匂いがぷんぷんしますね~~~。
しかも音楽祭との組み合わせとしては最悪と言っても過言ではないですね~~~。

そして問題児(アブノーマル)クラスの面々はなんとかプルソン・ソイとコミュニケーションをとろうとするのですが、すぅーーーと消えて逃げられる…。

そんなことを繰り返している時、たまたま誰もいなくなった教室で、プルソン・ソイと二人きりになった入間くんが「プルソンくんが嫌だって言うなら前に出なくてもいいと思う」と話しかけるんですね。

そして「プルソンくんがどうしたいか」を聞きたいと言った入間くんの前に姿を現したプルソン・ソイは、まーーーーーーあよく喋る!(笑)
2ページに渡ってひたすら喋ります。

内容を要約すると、「音楽祭には出なきゃいけないと思っているけど、まだ心の準備ができていない」って感じです。
ここのシーン、アニメで見られるの、個人的にすごく楽しみにしてるんですよね~~~。

そして入間くんが相槌を打つ隙も与えず言いたいことだけ言い尽くしたプルソン・ソイは「じゃっ」と言い残して消えます。(笑)

17巻で満を持して登場したプルソン・ソイ、キャラ濃すぎんか…?という気持ちです。

しかも一方的に喋ったのをめっちゃ会話しちゃったと思っているのもめちゃくちゃにツボです。

けれども「だめだ。ちゃんと抑え込まないと…」と気配を消しながらプルソンは自分を戒めます。
そこで出てくるのがプルソンの回想。
父が語る目立ってはいけないというプルソン家の家訓うんぬんが語られるのですが、肝心の父は姿が見えません。
プルソン・ソイは「どこにいるのですか?」と言っていますが、父曰く「プルソンたるもの“常に目立たず見つからず”よ」と返しているのでそれが正解のようです。

同じ“認識阻害”の能力を使う悪魔でも、相手のことは認識できないみたいですね。
何それおもしろい!

そしてプルソン父の口から、プルソン一族が表では認識阻害の魔具開発に尽力し、裏では隠密の任をこなしていること、また自身の一族を“中立の蝙蝠”とし、魔界の均衡を崩しかねないこと、そんなことが語られます。

気になるのが、その後に続いたプルソンのお兄さんの話。
なんでも能力がすごすぎて誰も見つけられずどっかに行ってしまったとのこと。

そしてプルソン・ソイはお前が兄の分まで我が家系を支えるのだとか言われていますが、その表情は暗めです。
これはシリアスな感じに受け止めているのか!?と思いきや、一人になった途端、真顔で「うるっせぇ~」とか思っています。
そして一人でめっちゃ喋る。(笑)

もう振り幅がすごいんですよね、プルソン・ソイは。

そして登場するプルソン・ソイそっくりのプルソン母は、先ほどのプルソン・ソイのひとり言に「父様には言ってはダメよ」と窘めつつも、おしゃべりな息子を案じてあるものを渡します。
ここで回想は終わり、プルソン・ソイは屋上へとやってくるんですね。

「いいわねソイ。言葉があふれてどうしてもおしゃべりがしたくなったなら、その時はこれに全てをぶつけなさい。」
そんな母の言葉とともにプルソン・ソイが取り出したのが、トランペットです。

このプルソン母の言葉がね、愛があるなーと思ってめちゃくちゃ好きなんですよね。

そしてバビルス中に響き渡る音でトランペットを吹くと、校内からは「“ピクシー”だ!」と声が上がります。

そう、プルソン・ソイは何者かは知られていませんが、謎のトランペッター“妖精(ピクシー)”として大分有名だったんですね~。

『プルソン探してます』のプラカードを持ってプルソン・ソイを探すジャズやリードたちもその音色を聴き、「ピクシーが一緒に音楽祭出てくれたら絶対優勝できるのに~!」なんて言っていますが、こちらからすると、すでに同じクラスだよ!!ともどかしくなります。(笑)

しかしながら、正体を知らないのは生徒だけのようで、職員室ではバラムがカルエゴに「教えてあげないの?プルソンくんがピクシーだってこと」と聞いています。

カルエゴ先生曰く、才能や素質に目を向けずに自分たちの思い通りに動かそうとしても上手くいかない、それに気付けるかどうかはあいつら次第だ、なんて返すんですが、ここの件もカルエゴ先生がめちゃくちゃ先生してて素敵!!

そして、プルソンはトランペットに、正体をバラしたカルエゴへの恨み、グイグイくるクラスメイトへの不満、音楽祭で活躍できるのに目立っちゃいけない家系のせいで無理!といった叫びたいことを思いっきりトランペットで吐き出すのですが、吹き終わった瞬間に振り返ると、いるんですよ…。
誰がって?入間くんが。(笑)

キラッキラのまなざしで屋上のドアから覗く入間くんと、くっそビビるプルソン・ソイ。

この屋上のシーンは、漫画でも控えめに言って最&高なんですよ~~~~~。
アニメで観たら泣く自信があるくらい好き~~~~~!!!

「かぁあ~っっっこいいぃ~~~~!!!」と小さい子どもみたいに興奮する入間くんはかわいいし、真顔で否定するプルソン・ソイは圧がすごいし、さらにプルソン・ソイを引き留める入間くんの言葉とか、プルソンの気持ちが揺らいでるとことか、「音だけで…いい…なら」とぽろっと言っちゃうプルソンとか。

屋上には、尊いが詰まっています…。

そして話は変わって、入間くんが咲かせた桜のふもとのお花見会場。
夜の学校に集まった問題児(アブノーマル)クラスのメンバーは、真っ暗な中“ピクシー”のトランペットの音を間近で聴き、アスモデウスが灯りを付けたことでピクシーの正体を知るんですね。

そして多分もみくちゃにされたであろうプルソン・ソイは入間くんを挟んでクラスメイトと対峙します。
最初こそ入間くんを通訳として(?)挟んでいましたが、リードに「言いたいことがあったら何でも言っていいから」と言われるとタガが外れます。

急に饒舌になってリードの秘密を暴露し始めるプルソン・ソイ、生き生きしすぎでは…?
さっきまで緊張してるとか言ってた奴の言動じゃないですね。(笑)

そこから次々に男子の秘密を暴露し続けます。

この問題児クラスのわちゃわちゃした感じもとてもいいですよね…。好き…。

そして話題は音楽祭になり、プルソン・ソイは音楽祭に出る条件を二つ出すんですね。

協力するのは音だけで、姿は現さないこと。
そして演奏しているのがプルソン・ソイだと明かさないこと。
この二つの条件を呑めるなら音楽祭に出ると。

う~~~ん、なかなかにハードル高めの案件です。

これを聞いた問題児クラスの面々は黙っちゃうし、言ったプルソンも「タイミングま~ちがえた~~~」と脳内で一人反省会を繰り広げるのですが、「みんなっ、そんな顔しないで!!」という入間くんの声でクラスメイトたちを見たプルソンの目に映ったのは、にまぁーーーーと笑うみんなでした。

いや、わくわくすんのかーーーい!
そういうとこだぞ!そういうところが好きなんだぞ!

そしてタイミング良く?悪く?現れた先生によってこの場はお開きに。

いやーーーーー…お花見会場には青春が詰まっている…。
まあお花見会場も屋外だし屋上みたいなもんですからね、もちろん尊さも詰まっています。(笑)

『音楽祭』では、「屋上」で印象的なシーンが描かれることが多いんですよね。
多分“ピクシー”がいつも屋上でトランペットを吹いていたからなんでしょうけど、音楽祭の本番もさることながら、「屋上」でのシーンにぜひ注目していただきたいです!!!

 

【魔入りました入間くん】アニメ4期!音楽祭の問題児クラスの出し物は?

さて、プルソン・ソイというなかなかの難題を抱えた問題児(アブノーマル)クラスは音楽祭で何をやるのか!
とっても気になるところですが、その前に出てくるのが生徒会です。

ロノウェ・ロミエールとアンプシー・ナフラの二人が音楽祭の出し物の聞き取り調査を任されます。

まあロノウェは「お断りロノウェ!」と嫌がるのですが、アメリの口車に乗って意気揚々と聞き取りに向かうんですね。
「目立てる」を「パレード」と読むのは魔界でもきっとロノウェだけだと思います。(笑)

そしてロノウェはA組から回り始めるのですが、“魔界にまつわる逸話やお伽話を歌詞にして歌で物語を伝える歌朗読をやる”と言う話を「地味だね!!」と一蹴り。
そして自己中なダメ出しをした上に教室を薔薇で埋め尽くし、次の教室へ…。

そしてB組では劇の練習中に「でもロノウェが来たから大丈~~~~夫!!!」と乱入します。
ここ、ロノウェがめちゃくちゃロノウェしてて大好きです。(笑)

そんでもってまたもや「退屈だな!!」と感想を述べ、ダメ出しをした上で巨大な魔獣の人形を出し、それを放置したままこれまた次の教室へ…。

次のC組では、クラス内でロック派とクラシック派が真っ二つに分かれてどちらにするかバチバチやっていたんですが、急にハープと歌で乱入した上でバチバチやっている面々を縛り上げ、そのまま退場していきました。

ぼ、暴挙がすぎる…!!
しかしこれこそロノウェ・ロミエール…。好き…。(笑)

D組とE組は端折られましたが、きっと同じく暴挙の限りを尽くしたんでしょう。

不思議なのは、これだけ好き勝手しているロノウェをなぜ生徒会長のアメリが容認しているかですよね~。
これに関してはアメリの口から「こうでもしないと一年生がロノウェと喋れないだろう」と語られています。
そして去年の音楽祭の優勝クラスは、何でもできちゃうアメリのクラスではなく、なんとなんとロノウェのクラスだったんですね。

つまるところ、アメリは前年の優勝クラスを率いていたロノウェと一年生を引き合わせ、刺激を与えようとしていたというわけです。

ここは音楽祭本番のところでもロノウェに影響されているのがよくわかるので楽しいですよ!

そして最後に問題児(アブノーマル)クラスのいる王の教室(ロイヤル・ワン)にやってきたロノウェとナフラなんですが。
そこで目にしたのは、屍の中にただ一人たたずんでいる入間くんでした…。

ちなみにクララとエリザベッタはお山座りをしていましたね。
ウン!かわいい!

ちなみにこんなことになったのは、出し物を考えていた時にアスモデウス・アリスが「男子は自分の攻撃(炎)を避けつつバックダンサー、女子は歌でプルソンは演奏」なんて言い出したのが発端です。

そこで「音楽祭に命懸けられない」というリードの発言に怒ったクロケル・ケロリが同調し、実践あるのみ!と言うアスモデウスと、ヤケドは私が冷やすと言ったケロリによって屍が築かれたようです。

そしてそれを聞いたロノウェと言えば、「成程…じゃっ、問題児クラスは発表なしということで!!」と帰ろうとして引き留められるという。
これは初めてのパターンですね。

そしてこれまた初めてすごく真っ当にアドバイスをするんです。
ロ、ロノウェがすごくカッコいい…!!!
けど今までの暴挙は何だったんだ…!!!!

そしてロノウェに何がしたいか聞かれた入間くんの「みんなと一緒がいい」という言葉から、ケロリが何かを思いつきます。

それは“華やかで派手で最高に辛い”というアクドル界の禁断のダンス。
その名も『地獄踏み(ヘルダンス)』!!

ちなみにこの『地獄踏み(ヘルダンス)』、私たちには馴染み深い、アイドルなんかが息を合わせてピッタリと踊るだけのものなんですが、自由を愛する集中が大の苦手な悪魔にとっては想像を絶する苦痛があるようです。

位階(ランク)降格のリスクもある諸刃の剣だと言うケロリですが、他の面々は「それしかない!」と即決。
無茶ぶりは今更、ハイリスク・ハイリターンじゃないと優勝は狙えないと。
そういう問題児クラスの思考、いいですよね~~~!!!

こうして問題児クラスの出し物は、『ヘルダンス』に決まりました!

このヘルダンスの練習でもすごいドラマがありますし、このまますんなり発表させてくれないのが魔入りました入間くんなんですよねーーーーー。

アニメが!本当に!楽しみです!!!

 

【魔入りました入間くん】アニメ4期!“ヘルダンス”で挑む曲は「リリス・カーペット」!!

まずここで声を大にして言わせてください。
リリス・カーペットは最高だと……!!!

そしてそれをインプットしたままお読みください。(笑)

無事出し物が『ヘルダンス』に決まった問題児(アブノーマル)クラスは、統括ケロリの元、ダンスチームと音楽チームに分かれます。

音楽チームはサポートピアノの入間くんと、メイントランペットのプルソン・ソイ。
ダンスチームは残りのメンバーです。

もちろんアスモデウスが「なぜ入間様がサポートなのだ」と噛みつきますが、理由は簡単、入間くんがダンスチームに入ったら目立ちすぎるからです。

一番最初に目立たないように生活しようと言っていたのが嘘のようですね…。(笑)

そしてここからは音楽チーム、ダンスチームが同時進行でストーリーが進みます。

まずはダンスチーム。
大人数で歌って踊るアクドルが見たいという願望を抱えるケロリが「あなたたちにはアクドルになってもらいます!」という言葉からスタートです。

混乱するダンスチームの面々に映像も交えて語る様はただのアイドルオタクですが、ぜんっぜん伝わっていない!(笑)

そこでケロリは眼鏡を外し、「一度しか魅せないわよ」と、自身のダンスを披露するんですね。
見せるじゃなくて“魅せる”なのもめちゃくちゃ推せるんですが、ケロリのダンスが、もう、半端じゃない!!!

終わった時にはみんな大興奮で、アクドルだとバレそう…にはなっていませんが、ケロリは見事ダンスチームのみんなの心を掴むことに成功します。

すぐにダンスの練習に入るのかと思いきや、男子たちに課せられたのは、「まずは「自分はカッコイイ」って666回唱えなさいという指令。
そして素直に唱えるの、めちゃくちゃかわいい。(笑)

所変わって、音楽チームの方は、気持ちよくピアノを弾く入間くんが、プルソン・ソイに「めっっっちゃヘタだね」と言われていました…。

最初は経験者であるサブノックに教えてもらうのですが、魔界のピアノは奏者によって形が変わったり、触る前にちゃんとお辞儀をしないと怒って弾かせてくれないなど出てくる小ネタがおもしろいです。

そして弾くときも「鳴らしたい音をイメージすると音が鳴り、音がイメージできれば弾くべき鍵盤はピアノが教えてくれる」とのこと。
さすが魔界のピアノと言うべきか…。

ちなみにサブノックのレッスンは「あとはひたすら弾いて感覚を叩き込む」という言葉で終わったので、ヘタと言われるのも、まあなんというか、だろうね!という感じです。(笑)

入間くんはもう一度サブノックにコツを聞きに行こうとするのですが、ダンスチームも練習が始まったためケロリに追い返されてしまいます。

しかもケロリは、「ピッタリの講師に演奏指導を頼んだ」と言うんですね。

そして再度入間くんとプルソンが部屋に戻ると、そこには!なんかどえらいピアノの前に座るカルエゴ先生が!!!
しかも!!!いつもの教師服ではなく!!!シャツ一枚!!!
なんという軽装!!!ありがとうございます!!!

実はケロリが事前に、カルエゴ先生が在学中に音楽祭で優勝クラスの代表者を務めていたことを調べ、ついでにバラム先生にも裏を取り、指導をしてくれと頼んでいたんです。

断られると思っていたケロリですが、カルエゴ先生は以外にもあっさり了承。
学びを請う生徒には優しいんですよね~~~。
うーん、厳格で厳粛ゥ~~~!

まあご想像の通り、指導に関しては超スパルタなので、めちゃくちゃ鞭が飛びます。
これ、物理的な鞭です。(笑)

そしてカルエゴ先生、陰湿さも遺憾なく発揮してくれます。
「安心しろ。指が千切れようと喉が焼けようと、私は決して貴様らを投げ出さん。」って台詞、全然安心できない上に最高ですよね!!!
これこそカルエゴ先生!!!好き!!!

そんでもって、6時間ぶっ通しで練習してへろへろの二人に、曲の知識が足らないとカルエゴ先生が言ったところで、ついに演奏する曲の名前が明かされます。

それこそが、『リリス・カーペット』です。

かつて魔界に君臨した絶世の美女にして魅惑の女悪魔リリス。
彼女の歩いた道はリリスを求めて争った男たちの骸で埋まりリリス・カーペットと呼ばれた。

『魔入りました!入間くん』第156話より引用

つまり曲のテーマは『愛』。
カルエゴ先生の口から愛と言う単語が出るの、いいですよね…。
ここのプルソンとカルエゴ先生のやりとりも最高だと思います。

そしてカルエゴ先生がイメージする『リリス・カーペット』を演奏するんですが、これがまたえっろい。
いや、全然えろくはないんですけどね、雰囲気がね、えろいんですよ。(笑)
現に入間くんとプルソンも真っ赤になっちゃってますからね。
これはもうカルエゴ先生のリリス・カーペットはえろい感じで決まりでしょう。
だってえろいもん、しょーがない。

続いて入間くんもリリスを口説くイメージで演奏してみるのですが、何故か最終的に一緒にご飯を食べます。
何回弾いても、ご飯を食べます。
ぶ、ブレねえ~~~~~!!

そしてキレたカルエゴ先生によって、入間くんとプルソンの泊まり込みレッスンが決定するんですね~。
頑張れ、二人とも…!

また所変わってダンスチームはと言うと。
尊さが爆発しています。

アスモデウスとクララが魔具で両腕を繋いでいるんですが、その声の掛け合いが!!!尊い!!!

アスモデウスの「右ってどっちかわかるか」に「こっち」と答えるクララ。
さらにそれに「よし、天才だな」と返すアスモデウス。
「いけるいける、私達ならいける」と言うクララに「オーケー兄弟」と答えるアスモデウス。

いやいやいやいや、待って待って、好きーーーーー!!!
それは反則だよ!!!
cv.木村良平で勝手に脳内変換しちゃうよ!!!
つまるところ最&高だよ!!!

ちなみにこの魔具、モノ魔ネ腕輪という代物で、魔力を込めれば付けた者同士の動きをシンクロさせるというもの。

最初はみんなで付けて練習していたのですが、全くうまくいかないので、最初は2・3人から始めましょうということになりました。

そうしてアスモデウスとクララがペアになって練習することになったのですが、まーーーあ息が合いません。
いつものように言い争うのですが埒が明かず、他のメンバーを偵察しに行くことにします。
というかクララが勝手に「偵察だー!」と走り出します。(笑)

まずはゴエモン・カムイ・アロケルのチーム。
アスモデウスが「うまい…」と言っちゃうくらい血気迫るダンスを見せます。

しかしながら、この3人、練習前に集中力を高めるために「間違えたら自分が持っている女子の情報を開示する」という制約を付けていたんですね。
お、おう…。(笑)

続いてエリザベッタ・リード・サブノックのチーム。
こちらは普通にうまい。
リードがサブノックに突っかかる以外は。(笑)
私はリードの恋路を応援しています…!!

お次はアガレス・ジャズ・ケロリ。
踊ってはいませんが、ケロリがアガレスに笑顔を強要していました。
「美しく生まれた者はその輝きを振りまく義務がある」というのがケロリの主張です。
確かに、一理あります。(笑)
そして言い合う二人を宥めるジャズは完全にお兄ちゃんですね~。

他のメンバーを見たアスモデウスとクララは元の場所に戻り、お互いをもっと理解するために腹を割って話すことに。
まあ結局言い合いになるんですが、疲れて寝転がった二人はある結論にたどり着くんですね。

それが、“入間くんがいなかったら自分たちは出会ってもいなかった”というものです。

暫し入間くんのすごさを語り合った二人ですが、おもむろに、アスモデウスがね、言うんですよ。
「あほクララ」って。

ついに涙腺にまで攻撃の幅を広げてきたよこの悪魔たち!!好き!!
クララがアスモデウスの名前を思い出せないのもお決まりですが!!(笑)

そうして無事、全員で完璧に揃ったダンスを完成させました。

この音楽祭、アニメは涙なしじゃあ見れないかも、なんて思っています。
私だけかもしれませんがね…。(笑)

 

【魔入りました入間くん】アニメ4期!合同練習からの、プルソンが退学!?!?

別々に練習を重ねていた音楽チームとダンスチーム。
なんとか形になってきたので、合同で練習を始めます。

ダンスチームが待っていると、音楽チーム+カルエゴ先生が現れるのですが、なぜか入間くんとプルソンは、正装。
バッチバチに決めてきています。
あ~~~入間くんのオールバックいいですよね~~~。

そしてプルソンが持っていた花束を「ガンバ」と言いながら入間くんに渡し、受け取った入間くんは、跪き、突然告白します。
何のって、愛のです。(笑)
お相手はなんとエリザベッタ!
「貴女を想って書いた」という恋文(ラブレター)を差し出します。

もちろん黙っていないのはクララとリード、あとオマケでアスモデウスですね。

パニックに陥る3人ですが、そんなことは気にせず「まぁうれしい♡」と受け取ろうとするエリザベッタ。

しかし、差し出した入間くんが、なぜかすっとラブレターをしまうんです。
「受け取るかどうか決めるのは音楽のあとで」と。

そしてピアノの前に座り、リリス・カーペットを弾き始めます。

そこで、なぜ入間くんがラブレターを渡すに至ったか経緯が語られます。

カルエゴ先生に“リリスに恋文(ラブレター)を送るつもりで弾いてみろ”と言われ、馬鹿正直にラブレターを書こうと頭を悩ませる入間くんに呆れるプルソン。
そのプルソンがぽつりと、「リリスは男たちに迫られてどんな気持ちだったんだろうね。」と言うんです。

そこで入間くんは気付きます。
問題児(アブノーマル)クラスのリリス・カーペットの主役は、空想上の絶世の美悪魔でも、跪く男性でもなく、エリザベッタなんですね。

そして先ほどピアノを弾き始めた入間くんの演奏にプルソンが合わせ、ぶわりとプレゼントの山が現れます。
さらにそれはプレゼントを持った男たちへと変わる。

エリザベッタ、もといリリスは音に合わせてプレゼントを持った男たちをかき分け踏みつけ、「もっと燃えるような恋がしたい!」と、ポーズを決め、そこで曲が終わります。

無意識の内に音に合わせて踊っていたみんなは、放心状態で息を切らしていて…。
なんかこっちまでドキドキしちゃうんですよ…。

そしてそこで入間くんが再度、「この恋文(ラブレター)、受け取ってもらえますか?」と聞くんですが、エリザベッタの返答が最高にイイ女!!!
「……いいわ。じゃあ私は貴方の文字と恋をするから、貴方とは一生喋らなくなるわ。…それでもいいかしら?」ですってーーーー!!

ヒィーーーー!!イイ女すぎる!!最高!!

しかし!興奮冷めやらぬといった感じなんですが、プルソンのス魔ホに、プルソン父からめちゃくちゃ着信が入っている描写が…。
これこそまさに不穏…!フラグ…!!

そして衣装選びをし、さらにみんなで練習を重ね、音楽祭までもうすぐ、という時に、事件が起こるんです。

プルソンが、職員室に、呼び出されるんですよ…。
カルエゴ先生が「電話だ。御父上から。」とかって受話器を差し出すんですよ…。
プルソン、電話に出るけど「はい」しか言わないし、電話を切ってから「ください」って言うんです…。

何をって思うじゃないですか…。
その後、退学届を持って消えるプルソンが出てくるんですよ…。

そ゛ん゛な゛の゛っ゛て゛な゛い゛よ゛ぉ゛!!!!

ちょっと書いてて泣きそうです…。

カルエゴ先生ももうちょっと引き留めてよぉ…なんて思ったんですが、プルソンを呼び出す前にプルソン父と話したカルエゴ先生がプルソンを庇った上にちょっとケルベロスも出しちゃってるとこが出てきて…。

陰湿だけどやっぱいい先生ですよね…。

そしてそれがカルエゴ先生の口から問題児クラスのみんなにそっくりそのまま伝えられます。
ショックを受ける面々ですが、カルエゴ先生は淡々と「今は多忙で貴様らの練習ばかりに構っておれん。」と。
加えて、プルソンが行方不明だと言うんですね。

カルエゴ先生はどこにいるか大体察しはつくと言って入間くんを見て、入間くんも理解します。

見えないけど、絶対に教室にいる、と。

あ゛あ゛あ゛!プルソン~~~!!!!

それから入間くんたち12人はプルソンに対して思いの丈を叫び、13人でステージに立つため、残りの数日も練習に打ち込むんですね。
そしてついに音楽祭前日に…。

う゛う゛う゛!!!プルソン~~~!!!

ここは本当に胸がぎゅっとなる…。
そしてまだ音楽祭前にドラマがあるんですよ…。

 

【魔入りました入間くん】アニメ4期!音楽祭前夜の名シーンと、ついに本番!

ついに音楽祭前日を迎えたバビルスでは、イベント時恒例の先生たちによる茶番…ゲフンゲフン。イベント紹介ムービーが流れます。
今回は若手メンバーのようです。
いつものダリ先生とスージー先生ほどの安定感はありませんが、ロビン先生が張り切ってます。(笑)

そして問題児(アブノーマル)クラスはというと、カルエゴ先生に「落ち着け」といわれるくらい緊張していました。
入間軍はアスモデウスとクララが入間くんに抱き着き団子になっているほど。

そこで声を上げたケロリが、アクドル直伝の自信がつく儀式、“褒めミサ”を伝授します。

この褒めミサ、信仰神(アクドル)をみんなで囲み、心を込めて押しポイントを叫ぶだけ。
カルエゴ先生曰く、地獄だそう。

そして無事復活した問題児クラスのみんなは帰路につくのですが、入間くんだけは、プルソンがトランペットを吹いていたあの屋上に向かいます。

そして、誰もいない屋上に向かって、「いるよね。話しにきたよ…プルソンくん。」と言うんですよ。

あああああ…泣きそう。私が。

いつも17時にここでトランペットを吹いていたプルソンですが、この日は吹いておらず、姿も見えない。
けれども入間くんはそのまま話し続け、急にプルソンの秘密大暴露大会を始めます。
手には密告書が。(笑)

その内容は、
・大人ぶった言動をするが実は子供舌でコーヒーが飲めない(問題児の匿名S)
・念子(ネコ)のことをにゃんこと言ったあとネコと言い直していた(問題児A)
・スキップができない(問題児E)
といった感じ。

そして次の(教師K)からのタレコミ、「一度割と真剣な顔つきでどうやったら女子にモテるのか聞いてきた」でついにプルソンが姿を現します。

プルソンが密告書を読んでブツブツ言っている間に、何故だか入間くんは屋上に布団を敷いてお弁当やジュースなんかも並べて、おしゃべり万全セットを準備。

そして、「おしゃべりしよう。言いたいこと全部。」と。
涙を流すプルソンに、「大丈夫。言いたいこと全部聞くよ。」と。

二人で向かい合って、飛行レースでは結構頑張った、とか、花火綺麗だったとか、今までのことを全部話すんです。

このシーンが、、、私の中の魔入りました入間くん名シーンのトップ3に入るくらいの名シーンで……。
語彙力が死んでますが、とにかく音楽祭編の、屋上は、ヤバいんですよ…。
本当に泣ける…。
このシーンはアニメでどう描かれるのか、楽しみでしかないです。

そのまま朝まで語り合った二人ですが、入間くんは「やっぱりキミがいい。13人で舞台に立ちたい」と言って、眠気に耐え切れず寝てしまう。
プルソンは、入間くんを寝かせてから、また消えちゃう…。

次に入間くんが目を覚ますと、オペラに抱えられて急いで家に戻るところでした。

帰ってお風呂に入れられた入間くんは一息つくのですが、そこでなんかゴポゴポいってるヤバそうな体力回復の特効薬だという液体を飲まされます。
飲んだらしばらくフワフワするよ!とのことですが、バラム印なのできっと安心。(笑)
ここで気になるのは色ですが…私はどぎつい紫だと予想しますね!

一方バビルスでは、審査員の3人が到着。
音楽祭の審査員は、元13冠のアムドゥスキアス・ポロと、魔ーケストラ「ダンテ組」を束ねる多耳族のメーメー、それからくろむも所属するアクドル事務所の社長キュパです。

うーーーん、濃い!!!(笑)
新しいハイランク悪魔の登場はワクワクしますが!

特にアムドゥスキアスが一番濃いんですが、オネエで、魔王デルキラ至上主義で、サリバンをおサリと呼び…とにかく濃い!!!
そして情緒が全く安定していない!!!
めっちゃ好きですアムドゥスキアス!!!

そして音楽祭が始まる前に、問題児たちが王の教室(ロイヤル・ワン)を使っているのが気に食わないアムドゥスキアスが王の教室(ロイヤル・ワン)にカチコミに行くんですね。

アムドゥスキアスの目的はサリバンの孫であり王の教室を開けさせた首謀者の入間くんだったんですが、肝心の入間くんは薬のせいでフワッフワ。(笑)

元13冠の登場にビビる問題児たちをアムドゥスキアスは煽りまくります。
が、フワッフワのはずの入間くんの一言で問題児たちの空気が変わるんです。

そこでエリザベッタがアムドゥスキアスに言った言葉がめーちゃくちゃカッコいい…!!

そんなやりとりもありつつ、ついに音楽祭がスタートします。

ちなみにこの音楽祭、出し物の持ち時間は約20分で、審査員の3人が各6点の持ち点で厳しーく評価するというもの。
そして一番高い点数だったクラスが優勝です。

順番は公平を期すため事前にくじ引きで決められます。
トップバッターはA組。
演目は朗読劇~妖駆伝~です。

主役は収穫祭でも登場したオロバスで、ロノウェのダメ出しという名のアドバイスをフルに活かした迫力ある舞台に仕上がっています。

そしてその迫力の劇により、入間くんがフワッフワから無事復活。

その後審査員が出した得点は、キュパ5点、メーメー4点、アムドゥスキアス3点でした。
厳しめでは!?というロビン先生の言葉に辛口コメントで答えたアムドゥスキアスを見た入間くんは、「あの人…すごく…っ、厳しそうだね!!」なんて言いますが、、、
幸か不幸か、フワッフワ状態の時の記憶はないみたいですね。(笑)

続く次のクラスは、C組です。
C組もロノウェのアドバイスを受け、互いに歩み寄り、対話を重ね、さらに相手のことを知り、語らい笑い合った結果…。
ロック派とクラシック派がノーガードで殴り合う感じの『混沌(カオス)合奏』に落ち着いたようです。

演奏は全然落ち着いていませんが。

しかしこちらも物凄い迫力!
メーメーが興奮しているのがかわいいです…!

そして場面は変わり、その歓声を聞きながら、校門前を行ったり来たりしていたのが、プルソン・ソイ。

さらにその様子をずっと眺めていたのが、プルソン母です。

プルソン母は息子に声をかけ、「元気そうで安心した」と。
おいおいプルソン、ずっと帰ってなかったんかい。

さらにプルソン母は、一族をまとめられるのはプルソンだけ、どんな悪魔からも恐れられる悪魔になるから帰ってきてほしいというプルソン父からの言葉を伝えます。

そしてプルソン母自身も、「あなたには才能があるから戻ってほしい」と。
しかし、続けて、「だから選ぶならしっかり選びなさい」とも言うんです。

全て理解した上で、それでも音楽を選ぶなら応援する、と。

プルソン母~~~~~~!!!!!

言われたプルソンは、「でも…掟が…」と言い淀む…。
対するプルソン母は。
「正直掟とかうるっせぇなって思っているわ」とバッサリ。

プルソン母~~~~~~!?!?!?
さすが、この母にしてプルソンありですね。

プルソン母曰く、「中立なんて、個人の主観」であり、「真ん中は人それぞれ」だと。

ちなみにプルソン母がプルソン父に肩入れしているのは「プルソン父のことが超好きだから」だそうで…。
唐突に始まる両親のノロケを聞かされるプルソン、ちょっとかわいそうです。(笑)

つまるところ、プルソン母が言いたかったのは「あなたは自分の好きな真ん中を選んでいい」と言うことでした。

ここ、プルソン母の「ソイ、あなたの欲はどっち?」という台詞と、B組の劇の『私の…私の欲はあなたと共にあること』という台詞がリンクして、なんかすごくゾワッとします…!!

そんでもってその台詞から描かれるB組の出し物は、魔劇【ラズの血婚】です。
ダリ先生とスージー先生が超泣いている…。(笑)

この劇もドラゴンが出てきたり、ロノウェの意見がめちゃくちゃ反映されているんですよね。
悪魔、みんな素直なんですかね~。

そのB組が終わったところで、カルエゴ先生から「時間だ」と号令がかかり、問題児たちが立ち上がります。

さっきまでみんな感動してズビズビ言っていたくせに、顔も、雰囲気も、打って変わって全部カッコよくなるの、ズルいと思います。
最高かよ…。

問題児(アブノーマル)クラスの発表が始まる前、審査員たちが、今年はレベルが高い、これ以上見なくても十分気持ちは満プク、とか喋っていますが、それに反して3人の背後にいる生徒たちの出す期待の音が半端じゃない。

生徒はもちろん、先生、生徒会、保護者席まで、問題児たちの登場を待ちわび、「問題児(アブノーマル)!」コールが飛び出すほどです。

そしてロビン先生のマイクパフォーマンスの後、幕が開くかと思いきや、閉じたままの幕の向こうから飛び出してきたのは、なんとリード。

そこから次々と登場する問題児クラスの男子たち。
みんな一様に姐さんを取り合う発言をして険悪な雰囲気を醸し出します。
会場からは「痴情のもつれか?」なんて声が出ているの、笑えますね。

おわかりかとは思いますが、すでに問題児クラスの発表は始まっている…!

そこへ響くヒールの足音、それを聞いて、「彼女が来た!」と声を上げ幕の向こうへ戻る面々。
静かになった舞台上、幕を開いたのは、ハイヒールを履いた足。

演出が、カッコよすぎる…!

ここのエリザベッタの「ようこそ、私の(リリス)カーペットへ」の破壊力もすごすぎる…!!

そして始まるリリス・カーペットなんですが、これを最高と言わずになんとしましょうか…。
まず配役が神です。
衣装も世界観も神がかっています。
なによりもリリス役のエリザベッタの表情がたまらない……!!!!

とりあえず配役をば。

リリスは言わずもがなイクス・エリザベッタですが、クロケル・ケロリとウァラク・クララの二人がリリスの心を演じます。

最初に登場するのは、花売りの少年 – シャックス・リード。
純朴な少年を演じるリードはとにかくかわいいです。

お次は、黒蛇の踊り子 – アンドロ・M・ジャズと、白蛇の踊り子 – アスモデウス・アリス。
この二人はただただエロい。最高。

続いて、優しい武士 – ガープ・ゴエモン、情熱の紳士 – カイム・カムイ、賢き博士 – アロケル・シュナイダーの三騎士。
珍しくカムイがカッコイイのは反則ですが、この時のエリザベッタとケロリ、クララの3人がめーーーーちゃくちゃかわいい!!!

そして登場する、我儘王子 – アガレス・ピケロ。
アガレスのね~笑顔がね~、素敵すぎるんです…。
目が、目がァ!!ってなる…。

最後は、強欲な富豪 – サブノック・サブロ。
リリス・カーペットで個人的に一番好きなのがこのサブノックのシーンです。
だって、サブノックが、めちゃくちゃエロい。
うん、エロい。こんなん好きになるじゃん…。
サブノック、お前、こんな表情できたんか…?っていう。

そしてここからエリザベッタのターンですよ。
熱がこもった演技も、表情も、ぜーーーーんぶ最高。
これがまさしくイイ女ですよ…!!!!!

そんで、クライマックス、やっと、やっと!!!
プルソンが現れるんです!!!

ここの盛り上がりは本当に胸アツです!!!!!

プルソンが登場してから、みんなの表情も何もかもが一層楽しそうになって、みてるこっちもすんごい楽しい!!!

演奏が終わって、プルソンと入間くんが握手をするんですが、ここ!!この後!!
みんなでお辞儀をした時に、プルソンと入間くんがずっと手繋いでる!!!!

問題児クラスも最高だし、学生の友情って、いいですよね……。

こうして、問題児クラスの出し物、ヘルダンス『リリス・カーペット』は大成功に終わりました。

さて、気になるのはその得点。
キュパとメーメーはどちらも満点の6の札を上げました。

これはさすがのアムドゥスキアスも高得点なのでは!?と思うんですが、彼は期待を裏切りません。

アムドゥスキアスが出したのは、なんと『1』。

ショックを受ける問題児たちに、アムドゥスキアスは理由を説明するのですが。

ダンサーは洗練された動きと一糸乱れぬタイミングで素晴らしかった。
エリザベッタは少女のように無垢でいい女で見事だった。
サブノックは今度の休日空けとけ。
プルソンは学生と思えないほどの圧倒的な技術と音楽センス。
揃いも揃って超ハイレベルだと、めっちゃ褒める。

最後に「つまり問題は…アンタよ!!」と指をさしたのは入間くんで、その評価は散々でした。
トランペットに比べてリズムも音程もギリギリなんとか聴けるレベル、だとか、指運びもお粗末、だとか。

けれども、その後にアムドゥスキアスの口から出てきたのは、「だからこそムカつく」という言葉です。
ヘタクソでちんちくりんでへちゃむくれでド素人のくせに、どうしてデルキラを重ねさせるのか、と。

信じられないくらい楽しそうで、すごいでしょ、いいでしょって自分のモノを自慢するみたいな入間くんの心の音が、デルキラそっくりだと。

これは…もしや八つ当たり…?
そしてアムドゥスキアスは…ツンデレ…?

そんなアムドゥスキアスは、自身の『1』の札に指揮棒で丸を書き足し、『6』点を問題児(アブノーマル)クラスに贈りました。

問題児クラスは、なんと666点を獲得して、無事音楽祭で優勝!!!

ほんと、気になる方はアニメ前の予習としてぜひ漫画をお読みいただきたいです。
読み終わった後、アニメが今の3倍は楽しみになって悶え苦しむこと請け合いです!!!
みんなで一緒に苦しみましょう!!!(笑)

 

【魔入りました入間くん】アニメ4期!音楽祭のまとめ!

いや~~~、音楽祭、実によかったですね!!

優勝した問題児(アブノーマル)クラスがアムドゥスキアスの先導で連れてこられたのは王の教室(ロイヤル・ワン)の屋上。
そこでアムドゥスキアスから、表彰式と称してみんなにランク「4(ダレス)」のバッジが贈られます。

これで問題児みんなお揃い!めでたし!
となるはずだったのに、「アンタだけ仲間はずれにしてやったわよ」という言葉とともに入間くんに贈られたのは、なんと「5(ヘー)」のバッジ。

最後の最後に思いがけない昇格です。

そして打ち上げでは、プルソンが念願叶って“褒めミサ”の円陣に入れられたり、プルソン母が乱入したり。

プルソンのお家問題も解決し、問題児クラスの音楽祭はそこで終了です!

吹っ切れたプルソンはこの後も隠れることなく登場してくれるので嬉しい限り!!

兎にも角にも、ドラマしかない音楽祭編が、アニメ『魔入りました!入間くん』第4シリーズ(4期)のどしょっぱつに描かれるのは間違いありません!!!

あ~~~~。
問題児たちのリリス・カーペット、早く見たいですね~~~~。

その時まで楽しみに待ちましょう!!!

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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